PayPayは2022年後半時点で利用者が5000万人を突破した『PayPay』を使っている人も多いと思います。
実はLINEMOを使っている人であれば『ソフトバンクまとめて払い』という支払い方法を使ってクレカ決済する事で、還元ポイントの二重取りをする事が可能です💡
今回はLINEMOとPayPayを使って「ポイント二重取りの仕組み」と「実際の設定手順」を解説していきましょう🎵
【こんな人向け】
現在「PayPay」で支払いを結構する
スマホの通信会社を安くしたい⇒LINEMOで二重取りできる
の両方に当てはまる人は二重取りで節約可能なので必見ですよ🎵
このページの目次
ポイント二重取りって何?:PayPay還元×まとめて払いでダブル還元の仕組み
最初に「ポイントの二重取り」について仕組みを図解すると以下のようになります↓
上記の仕組みを順番に解説すると、
「PayPay」で決済すると「PayPayステップ」の達成に応じて基本還元率の0.5%~1.5%のPayPayポイントが還元される
事前にPayPayアプリ内で「ソフトバンクまとめて払い」を設定する事で、PayPayの支払いをLINEMO(かソフトバンク)のスマホ代に合算できる
「PayPay支払い額」が「LINEMOのスマホ代」に合算されて請求されるので、LINEMOの支払い方法をクレカにしておけば、合算分すべてにクレカ還元率が乗る
という流れです。
ここで重要なのが、ステップ➀でPayPay決済した分はPayPayポイントの還元対象になっている(1回目)のですが、ステップ➂で再度クレカ還元の対象としてカウント(2回目)されているという部分です。
つまりPayPayで支払う分が、ステップ➀とステップ➂で二重にポイント還元の対象になっている事になります💡
そしてポイントの二重取りを可能にしているのが、LINEMOとソフトバンク利用者だけが使う事ができる『ソフトバンクまとめて払い』というキャリア決済という訳です。
LINEMOでは「ソフトバンクまとめて支払い」がご利用できます。
上記の➀~➂のステップをより詳しく解説していきます↓
ステップ➀:PayPay決済でのポイント還元:基本還元率0.5~1.5%のPayPayポイント還元
2人に1人が使ってると言われる「PayPay」ですが、ご存じの通り「PayPay残高決済」で支払額の0.5~1.5%のPayPayポイントが還元されます。
ここで還元率に幅があるのは、2021年4月より導入された「PayPayステップ」というシステムによって、前月のPayPay決済の条件達成の実績に応じて以下の内訳で還元率が変化するようになっているためです↓
メダル/条件 | PayPay 還元率 |
ヤフショ 還元率 |
基本還元率: (最初からのPayPay還元率) |
+0.5% | – |
(赤メダル) PayPay支払い: 「今月のPayPay支払い回数30回以上+決済額50,000円以上」 |
+0.5% | – |
(黄メダル) 対象サービス利用: 今月中に対象サービスの内3サービスを利用 ・PayPayモールかYahoo!ショッピング ・PayPayフリマかヤフオク! ・Yahoo!トラベル ・ebookjapan ・LOHACO by ASKUL |
+0.5% | ー |
(銅メダル) プレミアム会員: Yahoo!プレミアム会員登録 |
– | +2% |
(合計還元率): | +1.5% | +2% |
※2022.10.12よりPayPayモールがYahoo!ショッピングに統合されたことでPayPayステップの青メダル(アカウント連携)は廃止され、3メダルになりました。
具体的には、二重取り時のPayPayポイント還元率に関係するのが「基本還元率」の部分なのですが、
【PayPayステップの基本還元率】
初期では基本還元率は0.5%
「赤メダル」を達成していると+0.5% 還元率がアップ
(300円以上のお支払い30回以上かつ5万円以上達成)
「黄メダル」を達成していると+0.5% 還元率がアップ
(対象サービスの内3サービスを利用)
を満たすことで最大で1.5%還元までアップという内訳になっています。
PayPayステップに関しては以下のページで詳しく解説されているので参考にしてみて下さい↓
参考:PayPayステップが2022年6月より更に改悪…ヤフショの最大還元率4%ダウンに
ステップ➁:「ソフトバンクまとめて払い」でPayPay利用分をLINEMOスマホ代に合算できる
そしてこのPayPayポイント二重取りを可能にしているのが、LINEMOとソフトバンク利用者が決済方法として使う事ができる『ソフトバンクまとめて払い』という決済方法です。
公式;ソフトバンクまとめて支払い (LINEMO公式サイト)
ソフトバンクまとめて支払いとは?
スマートフォンなどで購入したデジタルコンテンツやショッピングなどの代金、アプリなどの購入分を、月々のスマートフォンの利用料金とまとめてお支払いできる決済サービスです。
様々な支払いをスマホ代に合算して請求できる、いわゆる「キャリア決済」にあたるサービスなのですが、実は「ソフトバンクまとめて払い」はPayPay利用分もソフトバンクやLINEMOのスマホ代に合算して請求できるという訳です。
PayPay残高のチャージ方法には以下の6種類から選択する事が可能ですが、PayPayアプリ内に「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて払い」という選択肢が設定されているのが分かりますね↓
これが利用できるので、一度PayPayポイント還元の対象になった支払い分を、再度LINEMOのスマホ代として合算し、クレカ還元の対象にする事ができるという訳です↓
ちなみに同じソフトバンクグループの「ワイモバイル」にも同様の「ワイモバイルまとめて払い」という決済方法があり、同じようにPayPayポイント二重取りが可能となっています。
参考:PayPay利用者必見!SoftBank&ワイモバ「まとめて払い」でPt二重取りがウマい
二重取りの注意点:LINEMOの「PayPayまとめて払い」には限度額がある
このPayPayポイント二重取りの方法には注意点があり、「PayPayの還元ポイントの上限」と「ソフトバンクまとめて払いの利用上限」の2種類の上限が存在します。
PayPay決済時の還元ポイントの上限
まずPayPay決済をした時に還元・付与されるPayPayポイントに付与上限があります↓
【PayPay基本還元 0.5~1.5% の還元ポイントの上限】
基本還元率0.5% の付与上限: | 7,500ポイント/回、15,000ポイント/期間 |
赤メダル(PayPay支払い)0.5% の付与上限: | 7,500ポイント/回、15,000ポイント/期間 |
黄メダル(対象サービス利用)0.5% の付与上限: | 7,500ポイント/回、15,000ポイント/期間 |
0.5%還元で期間中15,000ポイントが上限なので、PayPay決済額にすると月300万円分が上限になります… PayPay決済を月300万円もする人はほぼ居ないと思うので、こちらはあまり気にしなくてOKです 笑
「ソフトバンクまとめて払い」で合算可能な金額の上限
ここがPayPayポイント二重取りのボトルネックとなっている部分で、LINEMOやソフトバンクの「ソフトバンクまとめて払い」で合算できるPayPay支払い額には限度額が設定されています。
お客さまが「ソフトバンクまとめて支払い」を利用いただくに当たり、1か月間当たりの利用可能額を設定しております。
利用可能額の範囲内で、お客さまのご契約内容・ご利用状況などにより、当社にて利用可能額を設定いたします。
年齢 | 月の利用限度額 |
満12歳未満: | 最大2,000円/月 |
満20歳未満: | 最大20,000円/月 |
満20歳以上 | 最大100,000円/月 |
「ソフトバンクまてめて払い」を含むキャリア決済は、一度キャリア側(今回はソフトバンク)が立て替えて、スマホ代請求時に回収するというクレカと同じようなサービスなので、利用限度額が存在するんですね。
成人であれば月10万円まで「ソフトバンクまとめて払い」でLINEMOやソフトバンクのスマホ代に合算が可能=月10万円までのPayPay利用額がポイント二重取り可能な限度額という事になります。
また成人で10万円/月というのは”最大”で、「利用可能額の範囲内で、お客さまのご契約内容・ご利用状況などにより、当社にて利用可能額を設定」と記載されている通り、実際には人によって信用情報が異なり限度額が10万円未満の場合もあります。
自分のLINEMOのマイページ「My Menu」にログインして、「メニュー」>「料金案内」>「ソフトバンクまとめて払い」>「ご利用可能額など」から、自分のソフトバンクまとめて払いの限度額の確認と変更が可能なので、契約したら各自確認してみましょう。
参考までに私のLINEMO契約後の「ソフトバンクまとめて払い」の月限度額は8万円となっていました↓
PayPayステップの基本還元率+0.5%がある「赤メダル」の達成条件に「PayPay決済の月合計5万円以上」があるので、PayPayで月5万円⇒二重取りが1つの目安になりそうです。
PayPay支払い分を「ソフトバンクまとめて払い」でLINEMOのスマホ代に合算する設定方法
PayPayアプリ内で「PayPayアカウント」と「LINEMOの電話番号」を紐づける(連携する)必要があります。
LINEMOの電話番号で使っているスマホ上でPayPayを起動し、「チャージ」から「ソフトバンクまとめて払い」で設定できます。
すると「外部サービス連携」に移動するので「ソフトバンク・ワイモバイル・LINEMO」という項目があるので「連携する」を選択します↓
すると以下のような確認画面になるので、「上記に同意して連携する」青ボタンで進めます↓
「連携が完了しました」と表示され以下のような「チャージPASS」の設定画面に進みます。「チャージPASSについて確認する」>「上記に同意してチャージPASSを設定する」で進みます。
チャージPASSとは
チャージPASSとは、年会費無料で利用できるVisaの電子プリペイドサービスです。
「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」からチャージして、ご利用いただけます。
PayPay残高のチャージ方法に設定できるほか、ネットショッピング(Visa)や、スマートフォンをかざす(Apple Pay・iD)だけでお買い物ができます。銀行口座など面倒な設定不要ですぐにご利用いただけます。お申し込みは、PayPayアプリで「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」をチャージ方法に設定する際にお申し込みいただけます。
以下のページになれば「ソフトバンクまとめて払い」の設定は完了です。(「ソフトバンクまとめて払い」を申し込んだことの確認のSMSが届きます)
あとは「チャージ」からPayPayにチャージしたい金額を入力して「チャージ」する事で「ソフトバンクまとめて払い」でチャージされている事が分かりますね。
確認のためにLINEMOのマイページから確認してみても、確かに「ソフトバンクまとめて払い」で1,000円をチャージした事が確認できます↓
参考:ソフトバンクまとめて支払いでの PayPayチャージ方法 (LINEMO公式サイト)