で、格安SIMだとこのLINEの年齢認証ができない=ID検索ができない&相手からもID検索できないというケースもありますね。
逆にLINEのID検索ができる通信会社ってないんですか?
そもそもLINEの年齢認証とID検索って何だっけ?仕組みをざっくり解説
そもそもLINEの「年齢認証」と「ID検索」って何なのか詳しくみてみましょう。
LINEはそもそも12歳以上なら利用可能なサービスとなっていますが、実際には18歳以下の利用者層はかなり多いです。
LINE IDさえ分かれば簡単にお互いコンタクト取ることができるサービスという事で、過去に青少年の犯罪に利用されるというケースが多々ありました。
そんな理由から2014年よりLINEにも「年齢認証」が導入され、以下のLINE内サービスは年齢認証で「18歳以上である確認」をクリアしていないと利用できない現在の仕様に変わりました↓
【年齢認証しないと使えないLINE機能】
LINE ID設定(相手に探してもらうIDの設定)
LINE ID検索(相手のIDを検索する機能)
電話番号を使った友だち検索
近くにいる場合は「QRコードのスキャン」や「ふるふる」で友達追加が可能ですが、離れている場合には「LINE ID検索による友だち追加」ができないと結構面倒ですよね。
離れている相手を友だち追加する場合、一応マイQRコードを写真で送るなどの方法でも可能ですが、相手側がスマホでスキャンする必要があるので他の端末に写す必要があり、やはりちょっと面倒です。
年齢認証の仕組みとしては、LINE側が入っているスマホの通信会社側に年齢をリクエストし、通信会社側で契約時に登録している年齢を送り返すという仕組みになっています↓
通信会社で契約時には確認書類の提出が法律で義務付けられているため、通信サービス側の返す年齢情報は正しい情報だろうという事ですね。
これで確実に18歳以上であることをLINE側が確認している訳ですが、この年齢認証システムを持っている通信会社は限られているため、格安SIMを中心にいくつかの通信会社では「そもそも年齢認証自体ができない=ID検索ができない」というわけです。
LINEの年齢認証&ID検索が可能な通信サービスももちろんある
ただし大手キャリアを中心にLINEの年齢認証=ID検索が可能な通信会社も結構存在します↓
【LINEの年齢認証=ID検索が可能な通信会社】
大手4キャリア:ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル
サブブランド:ワイモバイル、UQモバイル、アハモ、LINEMO、(povoはVer2.0からはID検索不可)
格安SIM(MVNO):mineo、IIJmio、イオンモバイル
特に大手キャリアではしっかりと年齢認証システムを持っており、そのサブブランドも同じシステムを利用できるので年齢認証が可能になっています。
また上記のように一部の格安SIMでも年齢認証ができる会社は存在しますが、いずれも大手MVNOとなっています。
LINEMOでLINEの年齢認証&ID検索やってみた=ソフトバンクの年齢認証システムを使用
自分も先日LINEMOにのりかえたのですが、スマホにLINEを導入する際にLINEの年齢認証をする機会がありました↓
LINEアカウント作成後は以下のように年齢確認画面に移行し、年齢認証が可能な通信会社を選択します↓
その後、自分のLINEMOで契約した携帯電話番号とパスワードを入力すると、以下のようにLINE側の年齢確認のリクエストに対してLINEMO側が情報提供する旨の同意画面になります↓
自分が認証している通信会社はLINEMOですが、上記のように認証システムは「My SoftBank認証」となっており、ソフトバンクの認証システムを使っている事が分かりますね。
同じように大手キャリアのサブブランドの場合、認証時には大元のキャリアの認証システムを使うことになります。
無事LINEMO契約時の自分の年齢情報をLINE側が確認⇒18歳以上がクリアされたので、以下のようにLINE内でID検索が利用できるようになりました↓
またLINEのホーム画面の「設定」>「プロフィール」画面からIDの設定も可能になるので、相手からID検索してもらう事もできるようになります。